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ErgoDox入門しました

ErgoDoxを買いました、ではなく入門しました…買ったんだけど、買ってからが色々あると言うことで入門というのが、ぴったりくる感じのマニアックなキーボードです。

きっかけはこちら
http://nippondanji.blogspot.jp/2016/01/ergodox.html
↑なにソレ?という人向けの説明と写真があります。

これまで普通のキーボード二台を並べて使うことでセパレート式キーボードの代わりにしていましたが、これでちゃんと(?)できるようになりました!

まとめて買えるところ

ハードウェアもオープンソースなので調べればバラバラにパーツを調達できますが、ポーランドの会社では一式まとめて売ってくれます。有料で組み立てサービスもあるのでハンダ付けとかしたくない私のような人でも安心です。

http://www.falbatech.pl/
※発注から1週間くらいで届きました。

キーキャップのこと

ところが残念ながら、キーキャップ(キーボードに付いているボタンのパーツです)が売り切れていたので、ちょっと調べたら、日本のメーカーでもキーキャップだけ売っていました。

http://www.diatec.co.jp/shop/list.php?cate_c=1&subcate_sq=12

  • Felbatechで売っているのはCherryMX互換のスィッチなので、CherryMX互換のキーキャップを使えます。(日本で売っているキーキャップはほとんどコレです)
  • 発注から3日くらいで届きます。
  • Amazonでも「交換用キーキャップ」で検索すると幾つかあります。値段もほとんど同じですが、届くのはAmazonのほうが速い。

キーキャップのセットには、大きく英語配列、日本語配列の2種類があります。普段は日本語配列のキーボードを使っていたのですが、ErgoDoxのデフォルトは英語配列なので、この際英語配列のものを使うことにしました。

ヨシこれで完成できるか?と思いきや、ErgoDoxの一部のキーは一般的なキーボードのキーキャップと大きさが違いました。普通のキーキャップセットを買うと、ErgoDoxで必要なキーキャップのうち、下記2番目と3番目のものが足りません。

  • 1x が60個 : 一般的なキーボードにも付いている普通の小さいキー
  • 1.5x が12個 : 一般的なキーボードのTabキーの大きさ
  • 2.0x が4個 : 一般的なキーボードにはついて無い大きさ

上記の数字xというのは、キーキャップの大きさの表記で、キーキャップだけを売っている海外サイトでは、このような表記方法が使われていました。

いろいろ探したところ、この記事を書いている現在で1.5x, 2.0xのキーをバラ売りで買えるところは、ここしか見つかりませんでした。

http://pimpmykeyboard.com/
※発注して納品待ち…。

今まであまり気にした事は無かったのですが、販売サイトを見ているとキーキャップには種類が色々あるようなので、買うときに注意したこと、失敗して学んだことを書いておきます。

  • 下部:
    最初のほうに書いたCherryMX互換というのは、キーキャップの底面側で土台となるキースィッチとくっつくための規格です。CherryMXというのは機械式/メカニカルと呼ばれる深いキータッチのスィッチの一つ。CherryMXには茶軸とか赤軸とか、軸の色によって押し込んだときのクリック感が違いますが、キーキャップとの接合部分は同じなので、キーキャップを買うときには軸色までは気にしなくて良いです。
  • 専有面積:
    上から見たときの大きさです。

    • キーボード上のスィッチの配置に合わせて隣のキーと干渉しないようにするために考慮しなければなりません。
    • 小さければ一応大丈夫なので全部1xにすることも可能です(格好悪いけど使えないことは無い)。
    • ちゃんとしたいなら、ErgoDoxでは1xが60個、1.5xが12個、2.0xが4個必要。
    • 1xは一般的なキーキャップセットに入っているモノだけで”数”は足ります。ただし刻印が邪魔になることが多いので、もしセットになっているものを買うなら無刻印のものが良いと思います。
  •  上部形状:
    高さ、傾斜が調整されているかどうか、上面がへこんでいるのか平面なのか等でDCS, DSA, SA, LP, KTという種類があるようです。

    • それぞれどう違うかは、http://www.keycapsdirect.com/key-caps.php が参考になります。特にDCSとSAは、行(ROW)によって上面部分の確度が違うので、ちゃんと調べてから買わないと打ちにくいキーボードになりそう。
    • pimpmykeyboardではDCS、DSA、SAのほかにG20という角丸なやつも売ってます。
    • diatecで売っているMajestouch交換用キーキャップセットはDCS(行毎に微妙に傾斜が調整されているタイプ)です。無刻印のモノは混ざらないようにきっちり保管しておかないと後で困ったことになりますよ…。
  • 刻印:
    • 刻印有りの場合、英語配列と日本語配列で微妙に違います(数字キーShift入力の記号とか)
    • ErgoDoxでは、各キーにレイヤ(後述するモードみたいな概念)別に異なる入力を自由に割当できるし、頻繁に変更したくなるし、一部大きさが違うキーに普通の記号とかを割り当てざるを得ないしで、結局は無刻印が相性が良さそうです。

レイアウトのカスタマイズについて

ErgoDoxには、レイヤという概念があって、レイヤ毎に全く異なるキー配置を割当てる事が出来るようになっています。レイヤを切り替えるボタン(特定キーを押しているだけ特定レイヤにするとか、トグルさせるとか)も自由にレイアウトできます。
当初はデフォルトで良いか、と思ってたのですが、使い始めるとすぐに色々変えたくなってきたのでカスタマイズにもチャレンジしました。

キー配置をカスタマイズするには、以下の手順で。

  1. hexファイルを作る
    大きく以下の2種類の方法があります。

    1. https://keyboard-configurator.massdrop.com/ext/ergodox
      のようなサイトで作る。このサイトではhexファイルを作るだけじゃ無くて、そのソースコードをダウンロードすることも可能です。ざっくりこのサイトで設定してから細かいところはコードで書く、というのも出来そう。
    2. 自分で書いたり変更したりしたソースコードをコンパイルする
      (今のところやったことないけど、マクロ的なことを実現するには必要になりそう)
  2. ErgoDoxに搭載されている基盤(Teensy)にアップロードする。
    パソコンにTeensy Loaderというアプリ(Windows用, Mac用もあります)をインストールして、このアプリ経由でhexファイルをキーボード上の基盤にアップロードします。パソコンと基盤との接続は、普通にキーボードとして使っている時のUSB接続のままでOKです。

    1. ErgoDoxに割り当ててあるTeensyキーを押してプログラムモードにする
      ※このボタンの割当を無くさないこと。キーボード本体を開けないと割当変更できなくなります
    2. TeensyLoaderでhexファイルを開く
    3. メニューからProgram、Rebootする

プログラミング言語によってよく使う記号が結構違うので、http;//typing.io で試し打ちしながら調整しています。このサイトでは、各プログラミング言語のオープンソースのソースコードをお手本にタイピング練習が出来ます。コメント部分はスキップされるのが残念だけど、調整するときの試し打ちにはお薦めです。

最後に、レイアウト関連で色々試してみて気づいたことを書いておきます。

  • セミコロンとコロン
    文末にセミコロンが必要なJavaとかでは必須。英語配列が便利です。
  • バックスラッシュ
    正規表現と文字列リテラルのエスケープくらいかな。Windowsじゃない人はホームポジションから遠くても良いかも。(Windowsだとファイルパスを書く時によく使う)
  • ドルマーク:
    最近はjQueryで多用するのでホームポジションに近い方が良いかも。
  • ファンクションキーを置くレイヤ
    IDEのショートカットキーで組み合わせることの多いShift, Alt, Ctrl, Command(Mac), Enter, 矢印なんかも同じレイヤに配置する必要あり。これ以外のレイヤにも極力おいたほうが良さそう。
  • 矢印キー:
    パっと手が届くけど、誤爆しないかつ、4個まとめておけるところなんてありません。右下に置いて手触りの違うキーキャップにしました。
    サイズ Cherry MX軸対応 交換用キーキャップすべらないWASD MXKC-WASD

以上、皆様の良いセパレート式キーボードライフの参考になれば幸いです。

後日談:
キーキャップを何度も付け替えたりしてたのがまずかったのか、 右親指キーが隣にある他のキー押下で一緒に(押してないのに)反応する事態に。そこのキーは割当無しにして他のキーに割り当てし直すというErgoDoxでしか出来ない対応で凌ぎましたがやっぱり不便なのでErgoDoxEZというKickstarterか何かの製品を買うことにしました。
ErgoDoxEZは無刻印ですが今使っているレイアウトにも慣れてきたのでキーキャップを触ることもあんまりなさそうです。また壊れたらイヤだしね…。

更に後日談:
ErgoDoxEZもチャタリングするようになってしまい、キースィッチの中身を交換したもののあまり改善せず…。1年もたないとはね…。以前KickStarterかなんかで予約したKeyboard.IOが出荷されるのは未だ先だし、未経験からのハンダ付けスキル獲得も腰が重いし、もう一個ErgoDoxEZを買ってもすぐにチャタリングしそうだし、ということで、変キーボード老舗のKINESISが出しているセパレート式のやつを買うことにしました。
英語配列Mac版を日本発送で売ってくれる素晴らしい企業様はこちらです。

株式会社エジクン技研
http://www.edikun.co.jp/kinesis/freestyle.htm

親指のところにスペースキーしか無いのが寂しいけど、Keyboard.IO が来るまでの辛抱かな。

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